着物文化の偉大さと闇

先日大学の卒業式が執り行われました。

大学の卒業式といえば、女性はみんな袴を着る文化があります。

わたしも例によって大学生協の仲介で袴をレンタルしました。

いくつかのレンタル業者さんによって、週替わりで卒業式の半年前ほどから大学内で着物の展示会が行われます。

わたしは友人と選びに行ったのですが、業者の良し悪しもわからなかったため、1番人気と言われていた業者に行きました。

着物についても着る機会が少なく、あまりこだわりもなかったため、1番安いやつで、という基準で選びました。

結果その中で気にいる着物は見つかったのですが、当日の着付けやヘアセット等でトータル約5万円かかってしまったのです。

たった1日6時間ほどのレンタルなのにどうしてこんなにかかるのか…とやはり思ってしまいました。

しかしレンタルせざるを得ない状況でしたし、その金額で納得するしかありませんでした。

そしてレンタル当日、着付け会場に到着して驚きました。

狭い空間に学生と着付けスタッフが密集し、何が何だかわからない状況になっていたのです。

着付けスタッフの中にもヒエラルキーがあり、お局のような人が学生たちの目の前で見習いさんを叱ったり、ということが当たり前でした。

わたし1人が着付け完了するまでに何人のスタッフさんが手伝ってくれたかわかりません。

それほど現場は殺伐としていました。

返却のときも、学生が脱いだ着物をスタッフさんたちが全て整理して片付けてくださったのですが、その光景も異様なものでした。

絶対にこんな現場で働きたくない、と思いました。

着物レンタルが高いと文句を言っていましたが、当日のこの景色を見ると、とてもそんなことは言えませんでした。

日本の着物文化は美しいですが、その裏にこんなことがあると考えると、なんとも言えない気持ちになってしまいました。

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